セルフカウンセリング®という心理学(自己発見心理学)に基づいて、企業研修としてコミュニケーショントレーニングを行ったり、コミュニケーショントレーナーの資格取得のためのセミナーを企画運営しているNPOです。このコラムでは、セルフ・カウンセリングにまつわる様々な情報をお伝えしています。
日常生活でセルフ・カウンセリングをどのように活用いただいているのか。事例をご紹介いたします。
次男を機嫌よく通わせたい
次男(三歳)は、幼稚園に行くのをとても楽しみにしていました。
ところが、入園式の次の日から、「行きたくない」と言い出したのです。
私は何とか機嫌よく行ってほしいと思い、毎朝の次男と私のかかわりの場面を記述用紙に書きました。
毎日書いては読み返すだけでしたが、次男の気持ちが見えてきました。次男は、お母さんがいつもそばにいてくれないと、不安な気持ちになるのだということが分かってきました。
私は、次男が自然に、私から離れられるようになるまで、根気よく待つしかないと思いました。私は、次男が「行きたくない」と言えば、「勇ちゃんは幼稚園に行きたくないって思っているのね」というように受け止めました。
次男は「すぐ帰れる?」と毎朝、聞きました。私は「すぐ帰れるよ」と合言葉のようにくり返しました。
そのうちに、次男は「すぐ帰れる?」と聞く時、ニコニコして言うようになりました。私は次男の心にゆとりが生まれてきたな、もう一息だなと思っていました。
出展:長男の乱暴な言動は私が原因だった 梅田 節子さん
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東 由紀子 (水曜日, 31 1月 2024 14:29)
次男を機嫌よく通わせたいという思いを強く感じています。母親から離れて過ごしていきたいということも理解しました。早くに温かい愛情で接する必要がありますね。
ブログ担当者より東 由紀子様へ (水曜日, 31 1月 2024 17:32)
ブログにメッセージを下さり、ありがとうございます。次男を機嫌よく通わせたいという思いと
母親から離れて過ごしていきたいということを東さんがしっかりと受け取ってくださったことが嬉しいです。東さんが仰る通り、早くに温かい愛情で接することが大切かもしれませんね。
関香澄 (月曜日, 05 2月 2024 15:13)
次男を機嫌良く通わしたいという気持ち、
凄いと思いました。
息子が保育園に通い出した時のことを思い出します。
息子は保育園に着くと泣いていました。
自分の家が近かったため
側に行くと帰りたいと泣いたようです。
今となっては良い思い出になりましたね。
関香澄 様へ ブログ担当者より (火曜日, 06 2月 2024 10:33)
ブログにメッセージを下さり、ありがとうございます。
ブログからご子息様が保育園に通われていた時のことを思い出されたのですね。
保育園に着いた時、泣かれると母親の立場としては切ない気持ちになられたでしょうね。
「自分の家が近かったため側に行くと帰りたいと泣いたようです」との言葉から、
ご子息様の気持ちも理解していらっしゃり、良い交流をしていらっしゃることが伝わりました。
大切な思い出をお話し下さり、ありがとうございました。