【日常生活は、一瞬一瞬葛藤への対応の連続だ！】　中村紀典

こんにちは。

セルフカウンセリング®という心理学（自己発見心理学）に基づいて、企業研修としてコミュニケーショントレーニングを行ったり、コミュニケーショントレーナーの資格取得のためのセミナーを企画運営しているＮＰＯです。

 理事、監事がセルフ・カウンセリングに関わって感じた各人の感想、思いつき等 あくまでも個人としての自由な意見・考え方をブログでお伝えしています。セルフ・カウンセリングを学ぶ上で、皆様の参考になれば幸いです。

今回の担当は理事の中村紀典さんです。中村さんのプロフィールは次の通りです。

 

商工会議所（上尾、桶川、江戸川など）や企業において、セルフ・カウンセリングによるコミュニケーション・トレーニングおよびメンタルケアに役立つコミュニケーション法講座を担当。職場での実体験などもふまえた話しが受講生から好評を得ている。コミュニケーション・トレーナー認定の審査員も務めています。

 

 

【日常生活は、一瞬一瞬葛藤への対応の連続だ！】　

私は、セルフ・カウンセリングを学んだ当初は葛藤欲求を見つけるのに苦労しました。

しかし、そのうち”日常生活は葛藤の連続では”と思うようになりました。試しにある日の朝の葛藤欲求を詳しく記録してみました。"

 

・目覚まし時計が鳴ったので起きたい。でももう少し寝ていたい。

・朝カーテンを開きたい。でも寒くなるので開きたくない

・トイレに行きたい。でも先に歯磨きしたい。

・トイレに鍵をかけないで入りたい。でも見られたら恥ずかしいので鍵をかけたい。

・ロビーに新聞を取りに行きたい。でも未配達だったらイヤなので取りに行きたくない。

・朝の体操するときにTVを見ながらしたい。でもTVを見ずに英会話の練習をしたい。

・妻が「ご飯ですよ」と言った。今食べたい。でも英会話の区切りのところまで進めたい。

・朝の公園で太極拳をしたい。でも寒いので、さぼりたい。

（書いてみて感じたこと）

　朝の僅か1時間程度でも、上記のように葛藤の連続があり、その都度、優先順位をつけて

決断しているのに気づきました。これが24時間となったら膨大な葛藤になると思いました。

つまり私は次々と生ずる葛藤に対して、無自覚のままに一瞬一瞬決断しながら生活して

いるのだと思い、あらためて驚きました。そして、重要な問題には、ちょっと立ち止まって葛藤を自覚して、どう対処するかを考えてゆきたいと、あらためて思いました。

 

中村紀典さんが電子書籍Kindle本を出版しました。

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